拡散データベース

拡散データベース (Kakusan)

拡散データベースは科学技術文献から抽出した無機化合物および金属材料中の拡散に関するデータを収録したデータベースです。各種物質・材料における拡散原子、拡散係数、活性化エネルギー等のファクトデータを収録した拡散データベースと対象とした文献を含めた文献の著者名、タイトル等を収録した文献データベース(以下それぞれ拡散DB、文献 DB)の 2種類から構成されています。
拡散DBには現在、金属(Ag, Al, Cu, Fe, Ni, Ti, Zr等)、ステンレス鋼、Fe合金、Al合金、Ni合金等の合金、半導体、酸化物セラミックス、金属間化合物等のデータを収録しています。

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公開データ数

2024年10月9日
拡散データ 30,112件
文 献 5,454件

データ

1. 拡散データ diffusion data

Symbols

(a) D=D0*exp(-Q/RT)
D: 拡散係数 (m2/s), D0: 拡散定数 (振動因子) (m2/s)
Q: 活性化エネルギー (kJ/mol), (1eV=96.5 kJ/mol)
R: 気体定数=8.31446 J/(mol*K), T: 絶対温度 (K)

(b) P=s*δ*D(gb) (m3/s)
P: grain boundary diffusivity (m3/s), s: segregation factor
δ:grain boundary width (m), D(gb): grain boundary diffusion coefficient (m2/s)

(c) others
D(itd): interdiffusion coefficient, D(itr): intrinsic diffusion coefficient

Abbreviations

AES: Auger electron spectroscopy, EPMA: Electron probe micro-analyzer
FIM: Field ion microscopy, RBS: Rutherford backscattering spectrometry
SEM: Scanning electron microscopy, SIMS: Secondary-ion mass spectrometry

拡散データ表の構成

材料名、化学組成 (wt.%, at.%, stoichiometrical expression)、拡散原子、D0、Q、温度範囲、D、測定温度 T、測定法、文献コード等

拡散データグラフ (アレニウスプロット)
ArrheniusPlot.gif
X Axis 1/T (K-1) X2 Axis T (K)
Y Axis D (m2/s) Y2 Axis L=2√D (m)

拡散係数 D=D0exp(-Q/RT)
拡散距離 L(t)=2√Dt, L=2√D at t=1s

2. 文献データ reference data

文献データ表の構成

文献タイトル、著者名、雑誌名、所属、発行年、巻、頁

注意事項

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